「アンディ・ウォーホル・キョウト」
待ちに待った11月某日行ってきました。
下手したら当日券は手に入らないかも。と、京都市立京セラ美術館のHPに注意喚起が記されるほどに、
熱い熱い熱い「アンディー・ウォーホル・キョウト」
熱いのには理由があります。
タイトルに「キョウト」と入ってるとおり、今回の展示は全国巡回ではありません。
「キョウト」でしか開催されません。
そして、今までにない作品数(約200点)での開催だと言う点も特筆すべきところです。
今後、この規模でのアンディ・ウォーホルには出会えないのではないかというぐらいの点数が
アンディ・ウォーホル美術館はじめ、有名美術館からアンディ・ウォーホルの作品が集結しています。
これが熱くならない訳がないってことです。
(ああ、興奮)
京都駅から京セラ美術館への道のり。
JR京都駅に着いたら、ドーンと京都タワー。
そしてそのちょっと手前?には、ドーンと「アンディー・ウォーホル・キョウト」
もともとタクシーで京都市立京セラ美術館まで行く予定でしたが、
京都駅に着いて、さらにその計画が正しいことに自信を持ちました。
めちゃくちゃバスに乗る人並んでる!最後尾はココです!とか言ってるし。
絶対タクシーに乗ろうと案内板を見たら、すぐにタクシー乗り場はわかりました。
タクシーも多少並んでたものの、京都はタクシーの台数も多いので問題なし。
すいすいっと京都市立京セラ美術館へ着きました。
待ち合わせてた友人を待つ間、カフェで待機。
30分後には、あとの2人で落ち合うことができました。
さーて、さて。
いよいよ展示をみていきます。
展示は、商業イラストレーター時代の作品からスタート。
全ての展示作品はカメラ撮影OK。動画は禁止。
「どんどんアンディー・ウォーホル・キョウトのことPRしちゃってください。」体制でした。
展示は、おなじみなポップなアートからではなく、商業イラストレーター時代のアンディー・ウォーホルの作品から
始まります。
あの・・・こんな言い方失礼なんですけど、
アンディー・ウォーホルって、ちゃんとこういう「絵」が描ける人だったんですね。
って、いや、私は知ってましたけど、知らない人とかいませんでした?
適当に写真をちゃちゃっと加工しちゃって、私にも出来そう。なんて思ってた人いませんでした?
(私は思ったことありませんが)
商業イラストレーター時代の「繊細で」「可愛い」イラストを何点かピックアップします。
上から2番目の「ピエールおじさんに似た猫」はポストカードになっていたので、後でグッズ売り場で購入しました。
可愛いですよね。
そして、日本に関連した作品も。
日本の「華道」に影響されたと思われる作品も。
アンディー・ウォーホルと京都。
実際のところ、アンディー・ウォーホルは世界一周旅行をした時に、日本を訪れることを計画にいれており、
特に京都を訪れることはアンディー・ウォーホルの強い希望だったとされています。
そして、その文化やアートにも影響を受けた感を、ものすごく感じました。
「京都ドローイング」と呼ばれる線画を何点か残していて、そのラフな線は、とても趣深い味があります。
イラストレーターとしても、きわめて優秀だったアンディ・ウォーホルにとっては、
ドローイングも記念撮影と同じような感じで
自分自身の「その時何を感じたか」を紙に残すことが重要だったのかもしれません。
それにしても、
本当に、京都に憧れ、京都に影響されたアンディー・ウォーホルだったということが
伺える作品たちです。
ポップアートの奇才。アンディ・ウォーホル。
さてさて。
序盤は意外にも繊細で可愛いアンディー・ウォーホルの一面というか一時代の作品を紹介しました。
後半の展示は「ポップアートの奇才アンディー・ウォーホル」の世界の登場です。
冒頭にも述べてるとおり、今回の展示会は全ての作品の撮影OKです。
ここからは、「いかにもアンディー・ウォーホルらしい」「インスタ映えコーナー」のオンパレードです。
そして、オオトリは、横幅約10メートルに及ぶ「最後の晩餐」
まとめ
彼、アンディー・ウォーホルの作品が約200点も一挙に集まることは今後あるのかないのか分かりませんが、
今まででは最大の展示会であり、非常に稀な貴重な展示会であることは間違いありません。
世界的にも稀な展示会「アンディー・ウォーホル・キョウト」へ是非是非訪れることを、
アンディー・ウォーホルの世界観を堪能することをおすすめいたします。
(参考文献:アンディ・ウォーホル・キョウト図録)
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